にーはお!fumiです!
今回取り上げるのは、漫画のネタになります!
なんの漫画かというと・・・
今や爆発的な人気を誇っています、「キングダム」です!
画像元
https://hajimete-sangokushi.com/
もしや、今の日本で一番面白い漫画ではないでしょうか??
(そう思ってこのページをご覧になっている方は多いと思います。ワタシもそのひとりです笑)
と、夢中になって読んでいるとふと思いますよね。
はて?本場中国ではキングダム人気はどうなんだろうか??と。
ということで、中国に7年住んでいたワタシがその経験を踏まえお話してみることにしますよ!
キングダムのあらすじおさらい!
画像元
http://xn--w8jtkjf8c570x.com/
まずは、簡単なキングダムのあらすじおさらいから!
舞台は中国春秋戦国時代。
大将軍を目指す少年信と、後の始皇帝となる政の活躍を中心に、秦が中国を統一するまでを描いた物語なんですね!
信は下僕からスタートします。
そこから大将軍まで上り詰めるのですから、日本で言うと豊臣秀吉なみ。
中国でいうと、明を打ち立てた朱元璋(乞食から皇帝へ)なみの立身出世物語です!
と、あらすじでいうと簡単ですが、そのストーリーは面白いのなんの!
実話なので、史実にはのっとっているのですが、そのキャラクターが魅力的すぎなんですよね!
ここまでずっと面白い漫画というのもそんなにないかと・・・
本場中国や海外の反応と評価(評判)は?人気も!
画像元
http://rekikatsu.com/
と、ワタシがキングダムを知ったの実は最近で、アメトーークのキングダム芸人を見てからでした笑
(すいません、新参者ですね苦笑)
あの放送を見てから気になってしょうがなく、友人に借りて読んでみました。
そして、その面白さに気づいたのですが、一つ疑問が。
「って、この漫画中国が舞台なんだけど、中国人はどう思うんだろう?」
ということでした。
というのも、中国でのキングダムの知名度は高くないんですね。
「ワンピース」や「ナルト」なんかは当時よく周りの中国人が話をしていました。
日本語を勉強したきっかけは、「名探偵コナン」からだ、とか私は「聖闘士星矢」が好きだなどなど・・・
日本ではこんなに売れてて、なおかつ中国が舞台なのに・・・
ということで、さっそく周りの中国人にすすめて読んでもらったところ・・・
「面白い!」
と・・・
しかし、どうもちょっと釈然としない感じ。
想像してみてください。
日本の織田信長を主人公にした海外のアニメを。
なんかちょっと変な感じがしますよね?
「こんなセリフ日本人がいうかなぁ」
「これは史実に沿っている話?」
「この登場人物知らないな」
面白いは面白いですが、素直に楽しめないというのがあるのかも。
特に歴史がすきな中国人の男の子なんかはそういう反応が強かったのかもしれません。
ちなみに、調べてみるとネット上で言われているのは、キングダムの知名度が低いのはひとえにアニメの完成度が低かったからだという意見も。
ワタシはアニメをみていないので、なんとも言えませんが、そういうのも要因のひとつなのかもしれませんね。
主人公信の知名度は?有名?
画像元
http://kingdom-chuukatouitsu.com/
ちなみに、主人公信のモデルは実在した秦の将軍、李信ということがわかっています。
(作者の原先生がそう公言したということ)
この信について中国人の友人に聞いてみると?
まぁそんなに歴史好きなわけでもない一般の男女20代の回答は、
「完全不知道」
(全然知らない。)
でした。
そうなんですねー
この信、全く本場中国では有名ではないのです。
先日、放送していたキングダムの作者原先生に密着した「情熱大陸」を見ると、歴史資料が司馬遷の史記しかなく。
情報がなければないほど自由にかけると。おっしゃっていました。
(事実、史記には王騎の記述は一行のみ)
このあたりが信を主人公にした秘密があり、信もその情報が全然ないのでは?と思うんですね。
wikipediaで李信をちらっと覗き見ると
「情報がなく、謎の多い人物である」あります。
なので、想像力を膨らませ、政とお友達など描くことができたのかなーと。
下僕あがりというのも創作の可能性が高いでしょう。
ちなみに、そんな一般中国人でも知っていた武将は、「王翦」でした。
約2300年後の中国人でもその名前を知っているわけですから、どれほどの活躍を今後成し遂げるのか。
そして、敵ですが、もう一人みんな知っていたのは、
リームーです。
ん?リームーと言われてもわかりませんが、漢字にするとわかります笑
李牧です。
王翦と李牧の知名度はすごいんですね・・・
映画版「キングダム」の中国の反応は?!
画像元
https://www.cinemacafe.net/
また漫画版のあまりの人気についに実写映画化されました。
実際観に行ったワタシの感想については、下記をご覧ください!
また、映画版の中国での反応ですが、
まだ公開されていないので、中国人からの反応はあまりないというのが実情です。
キングダムの漫画自体では、中国の漫画編集者ハイタイさんがこう語っています。
マンガ編集者の海帯(ハイタイ)さんは「『キングダム』は写実的な画風が重厚な歴史をよく表現し、主役とメインストーリーが鮮明で、非常に優秀な作品です」と絶賛します。
引用元
https://withnews.jp/
映画のロケ自体も中国で行っていますから、
公開されるのが待ち遠しいです!
また情報あれば追記しますね!
ぜひ、兵馬俑にいってください。
画像元
http://www.hankyu-travel.com/
ということで、漫画キングダムを読むと、中国ってやべえんだなというのがわかります。
これは大好きな作家、司馬遼太郎先生の言葉ですが、
「もし、アジアに中国がなければ今頃日本は文化の匂いがしない暗い国であっただろう」と言われているんですね。
文明をもたなかった、東南アジアやアフリカのようであっただろうと。
この秦の統一事業というのは、間接的にも日本にインパクトを与え、アジアに燦然と輝く歴史なんです。
その物語を信と一緒に見れるというのがわくわくするところ!
ということで、結論としてはぜひ、西安にいって兵馬俑をみてくださいということです笑
体育館のようなところに兵馬俑がずらりと並びそれはものすごい壮観です。
個人的には次中国に行く機会があれば咸陽にもいってみたいなーと。
その旅の記録をこのブログにアップできればいいですね!
キングダムの歴史をたどる旅!
ぜひやりたいなぁ。
まとめ
ということで、漫画キングダムについてでした!
リアルな中国人の反応がお届けできたかなーと思います!
また、キングダムネタでも思いつくのがあれば書きたいと思いますよ!
本日はこのへんで。
【入荷予約】キングダム (1-54巻 最新刊)【4月25日より発送予定】
それでは!