にーはお!fumiです!
本日、芥川賞と直木賞が発表されましたね!
ラインナップをみてみると・・・
やはり、気になるのは直木賞受賞作品の、
「銀河鉄道の父」ではないでしょうか??
画像元
https://www.amazon.co.jp/
そのタイトルがなかなか、興味をそそられますよね・・・
ということで、今回は見事直木賞に輝いた、「銀河鉄道の父」についてです!
作者の門井慶喜の経歴やプロフィールは?
画像元
https://news.nifty.com/
まずは、今回の受賞作品の「銀河鉄道の父」を書いた、門井慶喜(かどいよしのぶ)先生の経歴やプロフィールをみてみましょう!
門井 慶喜(かどい よしのぶ、1971年11月2日- )は、日本の小説家・推理作家。群馬県桐生市生まれ。栃木県立宇都宮東高等学校、同志社大学文学部文化学科文化史学専攻(現・文学部文化史学科)卒業。2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2006年『天才たちの値段』で単行本デビューする。
引用元
https://ja.wikipedia.org/
門井先生は、群馬県出身で栃木県で育ちました。
文壇デビューは2000年。
「天才たちの値段」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞。
なるほどーつまり推理小説を得意とする作家さんなんですねー
代表作に、「キッドナッパーズ」や「パラドックス実践」などがあり、
歴史小説も書いています。
「新選組颯爽録」や「家康、江戸を建てる」など、評判が高い作品もたくさんあります。
「家康、江戸を建てる」はワタシ自身も気になっている作品でした。
銀河鉄道の父って誰?内容は?
と、ここで、気になるのは今回の受賞作品の「銀河鉄道の父」。
その父って一体誰なの!?ということですよねー
タイトルのインパクトもかなり強いです。
と、その内容などを調べてみると。
銀河鉄道の夜でおなじみの宮澤賢治さんの父親である、政次郎さんのことらしいのです!
画像を調べてみると、こちらが父・政治郎さん!
画像元
https://blogs.yahoo.co.jp/
そうなのです!
この作品は、宮沢賢治の生涯を父政次郎の視点から描いた物語になるんですねー
門井先生も、宮澤賢治の伝記を読み、賢治を過保護気味に大事にしたというエピソードに、明治の父のイメージとは正反対だということで、興味を持ち、父親を描くことを決心しました。
ということで、いつもとは違った視点で、偉人である宮沢賢治を知ることが出来、とても感動する作品になっているんですねー
ネタバレは?
ネタバレについてですが・・・
いわゆるノンフィクションものですので、その後の話の流れはある程度わかります。
岩手県花巻で質屋を営む宮沢家の当主である政次郎は、真面目な性格で家業を振興させていた。また、町会議員をつとめ、僧侶や知識人を招いて合宿をひらくなど、土地の名士でもあった。成績優秀だった長男の賢治は、父の期待を背負い盛岡中学校へ進学する。しかし、中学校では成績がふるわず、質屋を継ぐことも拒否した。ようやく高等農林学校に入るも、飴を作る工場を作りたい、人造宝石の事業を起こしたいなど金の無心を続ける。しまいには浄土真宗を信仰する父に反抗するかのように、日蓮系の国柱会の活動に傾倒する。
引用元
https://news.nifty.com/
といったお話になっているんですねー
明治時代のお話と言いながらも、息子は父に反抗し、東京に家出します。
そしてある出来事がきっかけで、創作活動に目覚め、誰もがしる宮沢賢治の作品が産み落とされるのですが・・・
父親への反抗なんていうのはやはりどの時代もあるんですね・・・
そういった息子と父親の絆を味わうことができる作品になっているのです。
感想や評判をチェック!
感想や評判も気になりますので、いくつか抜粋!
・勤勉で優秀、地元で質屋を営み信頼も厚く頼りになる父の政次郎。そんな父の期待を一手に背負った長男賢治の生き様が、政次郎の視点から鮮明に描かれていて読み応えがあった。
・私の読んだこれまでの様々な評伝や伝記からは断片しか伝わりませんでしたので、本書は賢治作品理解に新たな光が当てられたと思います。
賢治の評価は現在に至るまで高まっています。
・愛情たっぷりのお父さんに守られていたから、賢治は自由に物語を作れたのだろうな。賢治亡き後は、あの世で賢治に再会するために改宗しようと考える政次郎が可愛い。
引用元
amazon
この作品はこちらから購入可能です!
kindle版もありますので、kindleをお持ちの方はすぐ読めますねー
まとめ
ということで、見事直木賞に輝いた、「銀河鉄道の父」についてでした!
これはまたイーハトーブブームが起きそうな予感ですよね!
かくいうワタシも先日銀河鉄道の夜を読んだばかり、あの独特の世界観はこういったお父さんがいたからこそできたのかと思えば、また見方が変わりそう・・・
ぜひ、一読あれ!
それでは!