にーはお!fumiです!
今回取り上げるのは四川料理です!
画像元
http://hoi-shinagawa.com/
赤ですねー真っ赤です笑
そして、それが四川料理の特徴です。
私が中国にいた時は週1で食べてました。
辛いものはある種慣れが必要です。
辛いものをしばらく食べないと食べれなくなれます笑
中国を離れてもう半年以上なので、もう四川料理を食べれなくなっている可能性が大です笑
今日は四川料理はなんでそんなに辛いの?という謎について迫ってみます!
四川料理って?
四川料理(しせんりょうり、中国語: 四川菜 Sìchuān cài、川菜 Chuān cài)は、狭義には、中国四川省の郷土料理である。広義には、もともと四川省の一部であった重慶市はもとより、雲南省、貴州省などの周辺地域をも含めた、共通する特徴をもつ郷土料理の系統を指す。中国での一般的な呼称は「川菜 チュアンツァイ、Chuān cài」。四川料理は、一般には唐辛子や花椒(山椒の同属異種)などの香辛料を効かせる辛い中華料理として知られる。四川省の中でも成都を本場とする。四川料理は中国各地に専門店が存在しており、「正真正銘・正統派の四川料理」という意味の「正宗川味」という看板をよく見かける。
引用元
https://ja.wikipedia.org/
が、四川料理概要になりますが、中国八大料理の一つになります!
他の八大料理で有名なのが、広東料理や湖南料理、福建料理ですかね。
聞いたことがあると思う、上海料理や北京料理はそれぞれ、江蘇料理、山東料理の種類の一部です。
中国に行くと、川菜という看板が目立ちます。
それが四川料理だよという合図です!
なんで辛い?麻味って何?
中華料理の中でほかに辛い料理といえば、湖南料理です。
湖南省出身の有名人は毛沢東さんですね。
四川省周辺はもともと辛いものを食べる習慣がありませんでした。
それがなぜ辛いものを食べるようになったのか。
それは、
四川省で起こったある事件が原因のようです。
張献忠という明末の軍人が四川省でジェノサイド(大虐殺)を起こしたんですね。
それは、明の末に大混乱に乗じ張献忠は四川省を支配するためでした。
記録によると、その際人口310万人だった四川は2万人程度になったということです。どれだけ激しい虐殺だったかがわかります。
その虐殺でもはや純粋な四川人がいなくなったとされています。
明から清朝に変わった際、張献忠を退治した清朝は四川の人口を増やすために、移民政策をとりました。
その時によく移民してきたのが、湖南人と広東人でした。特に湖南人が多く、今も四川人の話をよく聞くと先祖は湖南省から来たとかよく言っています。
湖南人は唐辛子の辛いものを食べるのが好きでしたので、徐々に四川での辛い料理が広まったのではないかと言われています。
しかし、この四川では唐辛子の辛さではなく、山椒の辛さです。
これは麻味(まーうぇい)といい舌が麻痺するようなからさを取り入れました。
こうして四川料理の辛さが出来上がったわけです。
代表的なメニューは?
おもに有名なメニューとしては、こんなところです!
麻婆豆腐(まーぼーとうふ)
回鍋肉(ホイコーロー)
麻辣香鍋(まーらーしゃんごー)
などがあります。麻婆豆腐は有名ですね。成都に麻婆豆腐ができたと言われる、陳家麻婆豆腐という店があり、なかなか辛いです。麻痺します笑
麻辣香鍋はスープのない、肉や野菜を山椒とともに炒めた料理。
今中国では大はやりです!回鍋肉も大好きです!
まとめ
今回は四川料理について書いてみました!
やはり料理ひとつとっても歴史ありです!
なんでその土地の人がそういうのを食べるようになったかを考えるのは楽しいですよね。
おいしいまずいもももちろん大事ですが、その奥にある真実を知るちょっと人文学的なところが私は好きです!笑
それではまた!