にーはお!fumiです!
先日当ブログで取り上げた、山本化学工業の不祥事の続報が届きました!
画像元
http://bokunolog.com/yamamotoseizou/
多くの風邪薬で使われているアセトアミノフェン(AA)に安価な中国製AAを無届けで混入させていた原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)が、てんかん発作の治療薬に使われる「ゾニサミド」の製造でも混ぜる薬剤を無届けで変更していたことが同社関係者の話でわかった。厚生労働省の立ち入り調査でもこうした事実が確認されている。
引用元
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000011-asahi-soci
先日の報道では、風邪薬で使用される、アセトアミノフェンが違法で中国製の安いものが混ざっていたというニュースだったんですが、ゾニサミドの製造でも無届けで過程を変更していたことがわかったんですね!
次から次へといろんなことが明るみになってきています・・・
山本化学工業のゾニサミド使用の薬は何?
画像元
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_topic/topic_46/mdcl_info.html
ゾニサミドはてんかん発作やパーキンソン病の治療薬としても使われていますが、今回は混ざりやすくするために薬剤を変更したというのです。
前回のアセトアミノフェンのように安い中国製を混ぜたなどではないのですが、薬の調合に使われる原薬を製造している会社であるため、その原料や製造過程は必ず届出を出さなければいけません。その部分に嘘があったということなんですね。
とくにてんかん(突然痙攣や発作を起こす病気)は3歳までに発症する確率が高いもの。
そんなどうつくったのかわからない原薬を乳幼児に飲ませていたなんていうのがわかったので、ぞっとします・・・
品質についても問題ないかどうか発表があると思います。
さて、その山本化学工業のゾニサミド使用の薬は?
ゾニサミド錠100mg「アメル」
ゾニサミド散20%「アメル」
この二点であることがわかりました!
この二点を持っているご家庭は使用を控えたほうがいいです!
安全性は未知数なので控えるのが賢明でしょう。
ご確認ください。
そのほかのエクセグランや、パーキンソン病に使われるトレリーフは山本化学工業のゾニサミドを使用してはいないので、とりあえずは安心ですね。
追記(7/13):
アメルの製薬会社共和薬品工業株式会社より以下のように発表がありました!
ゾニサミド散20%「アメル」
ゾニサミド錠100mg「アメル」
当該原薬につきましては弊社にて受入時に品質試験を行っており、問題は発生しておりません。また当局からは、当該原薬の試験を実施し、品質に問題がない、との連絡を受けております。
いずれの製品につきましても、弊社在庫状況からみて、当面の安定供給に支障はございません。
今後、新たにご連絡するべき事項が発生いたしましたら、速やかにご連絡いたします。
引用元
http://www.kyowayakuhin.co.jp/
全文はこちらにリンクしております!
http://www.kyowayakuhin.co.jp/news/index.cgi?c=zoom&year=&pk=164&CATEGORY=1
ご確認くださいませ!
みんなの世論
月曜の朝から電話(アメル)
ゾニサミド「アメル」は山本化学工業の原薬を使っているそうです。
アセトアミノフェンと同じ対応になるかはまだ不明 https://t.co/VYlbAUqLds— 薬剤師ときどき父 (@yakutiti) 2017年6月26日
山本化学工業さんについての続報。アセトアミノフェンに続いて今度はゾニサミド。製造方法を無断で変更していたそうです。製造された原薬の品質自体には問題はないそうです。
コストカット。なんでしょうね。 https://t.co/qz5FODJNye— ぺんぎん薬剤師 (@penguin_pharm) 2017年6月26日
山本化学工業、実は気になってる。
— あおい (@aoi76147607) 2017年6月26日
まとめ
ということで、山本化学工業の続報をお届けしました。
続報というか新たなる不祥事発覚ですね・・・
今後は市場に出た原薬も含めてどういった処分になるのでしょうか・・・?
それでは!
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