にーはお!fumiです!
先ほど、太陽フレアについて当ブログで取り上げました。
先ほどはその到達時間や影響についてですが、今回はその理由や原因などを考えてみたいと思います!
ちょっと理科の時間みたくなる予感がします苦笑
画像元
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/1/21822.html
情報通信研究機構(NICT)は7日、太陽の表面で大規模な爆発現象「太陽フレア」が起きたと発表した。爆発規模は最大級で、2006年以来。人体への影響はないが、爆発によって噴出したガスが8日午後、地球周辺に到達し、通信障害などが起こる可能性があるという。
引用元
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00000071-asahi-sci
通信障害や停電が起こる可能性がある今回の太陽フレア。
さて、その爆発の起きる理由や原因はなんなんでしょうか??
太陽フレアの発生の理由はなぜ?
画像元
http://ff5-like.com/ff5-aomahou-osusume/
今回は上の画像のようにレベル3ではないんですね・・・
NICTによると、6日午後6時ごろと午後9時ごろ、米国の観測衛星が太陽表面の爆発を捉えた。2回目の爆発規模は通常の約1千倍で最大級だという。ガスの到達は8日午後3時から9日午前0時ごろと予測している。
引用元
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00000071-asahi-sci
と、その規模はレベル3どころではなく(しつこい)水爆の10万個から1億程度とのこと!
レベル1億でしょうか??
それでは本題。
太陽フレアの起こる理由ですが・・・
実はまだはっきりとはわかってはいないんですね。
ただ、黒点周辺に蓄積された磁場エネルギーの一部が突発的に放出されて起こることがわかっています。
黒点とは温度が周りよりも低い場所のことをいいます。
(普通の表面は6,000度ぐらい、黒点は4,000度)
では、この黒点の発生原因ですが、それについても磁場が問題では?とのことなんですね。
同じようなワードが出てきますね。
つまり太陽フレアの発生原因には「黒点」と「磁場エネルギー」がかかわっています。
一応、大学の偉い先生たちは太陽フレアの起こる仮説を立てて、検証しています。
名古屋大学太陽地球環境研究所の草野完也(くさのかんや)教授らの研究チームは、太陽フレアが太陽表面における「大規模な磁場のねじれ」と「小規模な磁場の変化」の相互作用を通して発生するという仮説に基づいて、大規模磁場のねじれ角と小規模磁場の回転角をそれぞれ変えてスーパーコンピューター「地球シミュレータ」によるシミュレーションを行い、フレアの発生パターンを探った。
引用元
http://www.astroarts.co.jp/news/2012/11/06flare/index-j.shtml
大規模な磁場のねじれと小規模の磁場の変化によって起こるのではないかということですね。
その結果、この構造が起こるとき太陽フレアが発生。
検証の裏付けとして過去の太陽フレアが発生した際の数時間前に同じ構造が起きていたことが発見されているんですね。
なので、現時点では太陽フレアが起こる理由としては1番近いものになります。
つまり、太陽の黒点周辺が特殊な磁場の環境にあり、いくつかの条件が整い磁場のねじれと変化によって太陽フレアが発生するんですね。
また、太陽の黒点数の変化周期が11年周期で、磁場が不安定になり太陽フレアがおきやすいということがその検証を裏付けています。
太陽嵐との違いは?
そして、現時点ではあまり話題にのぼっていませんが、太陽フレアと太陽嵐の違いについても。
太陽フレアはあくまで本日発生した太陽の表面上の爆発ですね。
その原因や理由は上記のようなものでした。
そして、その太陽フレアによって起こる風がものすごいものになるのが太陽嵐です。
太陽嵐が起こることによって、地球に届く順番としては、
電磁波⇒放射線⇒CME(コロナガス)
となります。
それぞれ届く時間が異なり、電磁波は光の速度で届きますので、爆発の8分後には地球に到達。
放射線が数時間。CMEが2-3日後になります。
電磁波はもう届いているということで、明日届くのは放射線なんですね。
放射線とCMEが通信障害や停電などを招く危険があるんです。
まとめ
ということで、太陽フレアが起こる理由などを探ってみました!
このふたつの記事を書いたおかげで大分理解できました。
ただ、ひとつ最後の箇所ですが、1番地球に被害があるのは最後のCMEらしく、明日を乗り切ってもまだ危機は続く可能性があるということ。
過去に大規模な停電が起ってますからね・・・
明日は停電などに気をつけるに越したことはないでしょうね。
それでは!
追記(9/8):
本日15時以降に地球に到達するのは報道によるとコロナガス(CME)であるということ。
その影響が何日間か続くというのは本文の通りになります。
コロナガスについては下記に詳しく取り上げております。
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